結婚式の祝辞において、上司が一番してしまうミスというのがあります。
それは新郎、もしくは新婦のミスを、延々と語ってしまうという事。
話しながらあれもこれも思い出し、制限時間一杯まで新郎新婦の悪口に終わっている何てケースも決して少なくありません。
思わず「祝いの席ですよ?」と突っ込みたくなるシーンをよく見かけますが、上司の祝辞はお説教タイムではありませんよ。
基本的に上司が結婚式の祝辞で抑えるべき点は以下の5つ。
①勤めている部下(新郎or新婦)に祝いの言葉を贈る。
②新郎or新婦は初対面の場合が多いので、その容姿や印象を褒める。
③会社内でのミス等は一文程度であればOK、しかしそこから巻き返せる内容に発展しないのであればNG。
④既婚であれば仕事と家庭の両立等、未婚であれば人生の先輩としてちょっとした一言を。
⑤最後にご家族、そして新郎新婦へのお祝いの言葉。
基本的に目立つポジションではありませんので、あまり凝った祝辞にする必要はありません。
当たり障り無く、しかし会社の代表(顔)で来ているという姿勢は忘れずに、終始礼節は通していきましょう。
会社の自慢、業績不振、ライバル会社の話、仕事の詳しい内容等は一切必要ありません。
本当にちょっとした小話程度あれば問題ありませんが、決して本題にするような話しではないという点に要注意。
注意はしていても話す事がなく、しぶしぶ取り入れている人も多いのですが、他の来賓にとってはそれこそどうでもいいお話です。
控えめに、それでいて冷静にお祝いを述べる。
これが結婚式の祝辞において、上司の最も理想と言える姿になります。