結婚式の祝辞では友人の挨拶というのが延々と続きます。
そのため一番適確に、適切にこなしていく必要があるポジションに。
要は短く完結に祝う必要があるという事。
所要時間も短い場合が多く、通常1分から2分程度でスピーチを依頼されます。
そのため通常は3日以上前に来るはずのオファーが、当日急遽お願いできませんか?と言われる場合もあるので要注意。
(新郎新婦からではなく、司会の方から言われる場合もあります)
基本的には①おめでとうの挨拶 ②自己紹介 ③新郎新婦との関係 ④自分の感想 ⑤おめでとう+ご清聴ありがとう の5つで成立させる必要があります。
急遽オファーが来た場合には、必ず①の後に「急遽、祝辞をさせて頂ける事になりまして、お聞き苦しい点もあるかとは思いますが、どうかご清聴お願い致します。」等でカバーできると良いですね。
その後、②の自己紹介と繋げるようにしましょう。
この時に急遽オファーの点を紹介せず、さらりとスピーチしてしまうのが満点ではありますが、かなりハードルが高いので背伸びしすぎないように。
また急遽オファーされた事が嫌だ、と感じ取られた時点であなたの仕事は失敗です。
必ず「良いチャンスをもらった」という点をアピールしていきましょう。
基本的に友人が述べる結婚式の祝辞は他愛もない事が大多数。
感動的な話や苦労話をする必要はあまりありません。
ポイントは以下の2点。
①結婚して本当によかった。
②今日ここに自分がこれて本当によかった。
後はこれを自分なりの言葉で丁寧に並べていくだけでOKです。
しかし、時に所要時間3分等でオファーが来る場合があります。
この時には新郎新婦との率直な思い出を綴っていきましょう。
(悪い点は極力避けてください)
昔はこうだったけど、今はこういう点がもっと良くなった等の内容であれば、必ず失敗はしません。
褒めるところがない時は、新郎や新婦、あまり接点がない方の今日の印象を述べるようにしましょう。(当然、良い点を)
ガチガチに緊張した方が違和感を感じてしまう。
それが友人による結婚式の祝辞。
ちょっと行ってくるかな・・程度でスタイリッシュにスピーチをしていきましょう。