結婚式の祝辞における注意点
結婚式の祝辞における注意点は、兎にも角にも礼節をわきまえるという事。
簡単に言ってしまえば、度を超えすぎないということ。
結婚式の祝辞として、注意点はしているけどやってしまうこと、というのがあります。
それが”笑わせようとする”という点。
まず一番多いのが親父ギャグ。
本人は上手い事を言ったつもりかもしれませんが、これほど冷める事はありません。
どうしても入れたい場合には格言等と絡めた、本当にランクの高い親父ギャグを取り入れていきましょう。
また若い人に多いのが愛想笑い。
自分の読みあげた文章をミスした。
読み間違え、読み飛ばしによる愛想笑い。
実はそれを許容してくれるほど優しくないのが、結婚式の祝辞だったりします。
みんなが友達や知人であれば、ある程度許してくれそうな部分ではありますが、知らない人が多い席では必ず”ミスした点を認め、謝罪をする”という事が重要になってきます。
間違えは誰にでもありますので、それを正しい方法でクリアする、という姿勢を忘れずに。
そして一番多く、一番やってはいけない事。
それが”新郎新婦をネタにする”ということ。
一般常識があれば到底思いつく事ではありませんが、知人が多い、新郎新婦と仲が良いという事を勘違いして、昔話を利用して笑いを取るという人が増えています。
しかし実際には新郎新婦の親族、会社の同僚や上司も参列しているという事を忘れてはいけません。
笑いを取る姿勢自体は決して悪い事ではありませんが、新郎新婦のミスや特徴を利用して笑いを取るのは、そのスピーチをした人にしかメリットがありません。
あなたが主役ではなく、あくまで新郎新婦を祝うためのスピーチであるという事を、芯の髄まで叩きこんでおきましょう。
またどうしても、新郎新婦のユニークな過去や性質を紹介したい場合には、事前に新郎新婦や親族と相談をするというのが常識です。(相談しすぎるのも非常識だという点を忘れずに、新郎新婦は暇ではありません)
ちなみに感動しすぎて号泣するのは全然OKです。
たまに女性でいますが、それでスピーチが潰れたとしても問題ありません。
大切な事は祝う事。
それがしっかりと出来ていれば、多少注意点を踏んだとしても、それは認められる場合もあるのです。
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