結婚式の祝辞・スピーチの作法

結婚式の祝辞はスピーチの作法を極めることから!

結婚式の祝辞にはスピーチの作法が必要になってきます。

要するに話している時のマナー、話す前のマナーが必要に。

まずスピーチ自体の作法は、礼に始まり礼に終わります。

「続いて○○様より、ご祝辞を賜ります」という司会者からの紹介の後、席を立ち、

壇上では

①来賓(客席)
②親族(新郎新婦含む)

の順に礼をしていきます。

そして身体は新郎新婦と来賓席の間を向きます。

(マイクは通常その向きにセットがされていますが、余興等で変更されている場合もあります)

スピーチ中は身体を会場全体に向ける事が重要なのですが、スピーチの内容に恩師や会社の関係者が関わり、頭を下げる必要がある場合には必ず対象の方向に向かって礼をする必要が出てきます。

基本的にここまでの礼の中で、一番深く頭を下げる必要があるのは、①の来賓と②の親族。(45度程)

他は15度程の浅い礼で問題ありません。

そしてスピーチ中、出だし等で「ご結婚、誠におめでとうございます」という台詞がある場合には、必ず新郎新婦、並びに親族をラインで結んだ深い礼をしていきましょう。(新郎新婦、親族も必ず礼を返してきます)

スピーチが終わった際には、必ず再度①と②に深い礼を忘れずに。

スピーチ中の姿勢としては、男女で基本姿勢が異なります。

女性は両足を限りなく合わせた状態で。

男性は拳一つ分空けて、ゆらゆらしないように。

そして両手は男女共に前で組むのが定石です。

男性は後ろに組んでいる人も多いのですが、時にそれは不遜な態度に映ってしまう事もあるので要注意。(軍隊ではないので・・)

ただ、男性の場合は礼をする際、必ず両手を両サイドの腰に合わせるようにしてください。(女性の場合は前組みのままの礼で◎)

基本的にそわそわせず、しっかりと目線を適所に配りつつスピーチをする事で、印象はかなり良くなります。

しかし自分のスピーチの前に、慌ててメモ帳を取り出しそわそわする。

相手のスピーチを一切聞いていない、等は自分のスピーチにも陰りを落とします。

スピーチをする以上は新郎新婦の代表的な意味を持っている場合がほとんどですので、会場に入った段階から意識を固めておきましょう。

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